2012年01月

「隠された記憶」

1362e8e5.jpg 引き続き、ツタヤの「シネマハンドブック 2012」から拾って観ています。これもあらすじから関心を持ちました。フランス・オーストリア・イタリア・ドイツ映画「隠された記憶」(2005年。ミヒャエル・ハネケ監督)をレンタルで。

 テレビの人気キャスター・ジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)は美しい妻アン(ジュリエット・ビノシュ)、ひとり息子ピエロ(レスター・マクドンスキ)と幸せな日々を送っていました。ある日、送り主不明のビデオテープが彼のもとへ届きます。ジョルジュの家を正面から隠し撮りした映像が映っていました。テープは何度も送られてきます。そして、内容も回を追うごとにプライベートな領域へとエスカレートしていくのです。

 フランス映画らしい重苦しい映像に人種差別や子供の残虐性といった深いテーマが織り込まれています。「記憶」が徐々に回復するのに反比例して家族の安定や信頼が喪失していきます。これまでにも何度か申し上げてきたとおり、「結論」を観客へ委ねる作品のほうが専門家の間では高い評価を得ます。この映画も、数々の国際映画賞を獲得していますが、前評判・広告の「衝撃のラストカット」の重要ポイントを見落とさなかったとしても「真相」はわからずじまいです。余韻に頭を抱えます(笑)。

「大いなる完(ぼんの)2」

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 高槻JC・小野先輩ご推薦映画の第8弾は、1月27日付「やすとログ」( http://log.yoshidayasuto.jp/archives/3815178.html )でご紹介した「大いなる完(ぼんの)」の続編、邦画「大いなる完(ぼんの)2)(1998年。高橋伴明監督)。
 
 終戦を迎え民主化の道を歩み始めた日本に可能性を感じた鉄馬完(的場浩司)は、政治家になろうと決心します。最後には内閣総理大臣にまで上り詰め、娘が衆議院選挙へ立候補するというおまけ付きですが(笑)、吉田康人にはこれを政治・選挙劇と見ることはできません。女に愛される男の物語、仲間に愛される男の物語です。
 
 1月27日付でも述べましたが、女性や弱者を踏み台にしながら政治の世界でものし上がっていく完。女性や弱者は進んで踏み台となり、完とともに弱者のための政治をめざします。エンディングでは、その人間模様、そして、完の娘の演説に胸が熱くなります。
 
 「2」でも中島みゆきの挿入歌「わたしの子供になりなさい」が男としてグッと来るメッセージを発しています。
 
<<涙を見せてはいけないと教えられたのね
 そんなことない そんなことない
 そばに誰がいるのか次第
 
  (中略)
 
 もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
 わたしの子供になりなさい
 
  (後略)           >>

ガイガーカウンターをどう使うか4(まきちゃん)

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 赤坂の職場の元同僚、まきこちゃんも合流。

 彼女、会津の出身。このプロジェクトへ力を貸してもらいます。

ガイガーカウンターをどう使うか3(水炊き餃子)

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 実りある議論の後は楽しい会食で(笑)。看板に誘われてフラフラ~っと入ったのは新橋駅前の博多水炊き餃子・薩摩地鶏「新橋 官兵衛」。

 博多名物(らしい)水炊き餃子鍋をいただきました。

ガイガーカウンターをどう使うか2(京都→東京)

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 ガイガーカウンターの使用方法について議論するたけちゃんととういちろうさん。

 ガイガーカウンターを、個人的に使うのは別として、社会全体の利益に供するように活用するためには、測定方法や測定データの蓄積に対する多面的な検討が必要です。既存の測定データとの棲み分けも考えねばなりません。今はまだ非公開の議論ですが、福島県いわき市ご出身のとういちろうさんから現場の実態を詳しくご指導いただき、素晴らしいプロジェクトへと育っていくことでしょう。

 京都で煮詰め、東京でさらに具体化したこのプロジェクト。次は、福島県入りをめざします。

ガイガーカウンターをどう使うか1(新橋)

9b95e0aa.jpg 相模原を出て、新橋にやってきました。

 1月18日付「やすとログ」( http://log.yoshidayasuto.jp/archives/3797868.html )に続いてのご報告です。

相模原駅前

afefa8c6.jpg 今週は相模原市~東京の日帰り出張もありました。山口・徳島出張で鍛え上げられていますので東京日帰り出張は割りとお気楽です(笑)。

 写真はJR横浜線・相模原駅です。道端には雪がまだ残っていました。

先週は9度目の萩出張(3)(野菜バイキング)

40c62f3f.jpg今月も、「やすとログ」ではお馴染み萩元気食堂で元気をもらいました。

先週は9度目の萩出張(2)(雨の萩)

d12b3511.jpg萩は雨模様でした。

先週は9度目の萩出張(1)

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 昨年夏以降の萩出張も数えて9回目。先週も日帰りで訪れました。

 新幹線・新大阪駅21番ホームを出発。同・新山口駅で特急バス「はぎ号」に乗り換え。今回は(2011年11月1日付「やすとログ」( http://log.yoshidayasuto.jp/archives/3643623.html )参照)、観光バス仕様でした。座席もリクライニングできてゆったり(^_^.)。

湯浅先輩とランチ

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 高槻JC「39会」新年会の翌日は、同じく高槻JCの湯浅先輩とランチしました。湯浅さんは昭和37年組。吉田康人が入会と同時に会員開発委員会に所属した時の先輩メンバー。以来、奥様ともども大変お世話になってきました。手打草部うどん「のらや」高槻店で。

 前夜、慣れないウォッカ入りカクテルを2杯も飲んで胃が弱っていたので、うどん屋さんに連れていってくださったのはありがたかった(笑)。肉うどん定食をいただきました。

 器がかわいい!。なんで「猫」やねやろ?。ああ、「のらや」は「野良」猫から来てるんかぁ?。湯浅先輩、ありがとうございました。

「大いなる完(ぼんの)」

ae0067dd.jpg 高槻JC・小野先輩ご推薦映画の第7弾、邦画「大いなる完(ぼんの)」(1998年。高橋伴明監督)を観ました。原作は本宮ひろ志の田中角栄元首相をモチーフにした漫画です。

 激動の昭和初期を舞台にしたドラマです。時代に翻弄され、苦しみながらも逞しく生き抜いていく男と女の姿を描いた作品。政治家への道は「大いなる完(ぼんの)2」で続編として描かれることになります。

 男女模様が激しい。女性の人生を踏み台にしながらのし上がっていく完。踏み台にされながらもそれを自らの捧げる愛の形として受け入れていく女性達。その悲恋が、今の時代では不謹慎かもしれませんが、妙に美しいのです。中島みゆきの主題歌「私たちは春の中で」が胸に響きます(♪・・ああ、春は過ちの源・・♪)。

高槻JC「39会」新年会7(ラミティエ)

d2e4a8d3.jpg 3次会は、いつもお世話になっている同じ高槻JC・OG尾野さん( http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=100002852321258&sk=info )のお店「ラミティエ」(城北町)へ。

 気心知れた仲間と気心知れたお店と気心知れたママとで、楽しく午前様となりました(笑)。お疲れさまでした。

高槻JC「39会」新年会6(深夜のパン)

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 阪急高槻市駅南口から真っ直ぐの丁字路の角でパンを毎晩売っているおばちゃんがいます。息子さんがやっているパン屋さんで作っているパンです。

 10年ほど前、中学、高校の宮地先輩が飲み屋のハシゴの途中でこのおばちゃんのパンを買っているのを見てそれ以来、吉田康人も深夜にここを通る度、買わせていただいています。1,000円払うとレジ袋いっぱいにパンを詰めていただけます。いつも、「甘いパンをいっぱい」とお願いしています。

 新年会の3次会へ向かう前、ともちゃんと一緒に買わせていただきました。久々でした。おばちゃんがお元気でいらして大変嬉しく思いました。

高槻JC「39会」新年会5(たけし熱唱)

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恒例のたけし会長の熱唱もありました(笑)。

高槻JC「39会」新年会4(ドールズ)

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「ウコンの力」飲んで体調を整え(笑)、2次会は、つるちゃんがやってるライブ・アンド・ガールズ・バー「ドールズ」へ。

高槻JC「39会」新年会3(味は一龍)

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全部おいしかった。味は「一龍」だ(笑)。

高槻JC「39会」新年会2(同級生)

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今回は、りゅうちゃん、つるちゃん、ともちゃん、もかもっちゃん、たけし、そして、吉田康人が出席。気心知れた同級生です。

高槻JC「39会」新年会1(一龍)

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 社団法人高槻青年会議所(高槻JC)( http://www.takatsuki-jc.jp/ )の同期、昭和39年組(昭和39年生まれのOB)で、12月6日の忘年会(12月6日付「やすとログ」( http://log.yoshidayasuto.jp/archives/3716126.html )参照)に続き、新年会をしました。この同期会のことを通称「39会」と呼んでいます。
 
 場所は、これまでにも度々お世話になってきた焼肉・ホルモン「一龍」です。
 
  「味は一龍、値は三流」
 
  「黒毛和牛 一頭買」
 
  「頑張り宣言!!高槻オンリーワンを目指して」
 
 沢良木町交差点の看板、のれんが目立ちます。

「空中庭園」

4e07c0be.jpg 今後、ツタヤの「シネマハンドブック 2012」からも観たい映画、観るべき映画を拾っていきたいと思います。その中でも特に関心を持った邦画「空中庭園」(2005年。豊田利晃監督)をレンタルで観ました。

 「ダンチ」と呼ばれるニュータウンに暮らす京橋家。「家族の間で隠し事をつくらない」というのが一家のルール。しかし内実はそれぞれ、誰にも言えない秘密を抱えていました。娘のマナ(鈴木杏)は学校をサボってショッピングセンターやラブホテル。弟のコウ(広田雅裕)も学校をサボりがち。また、父の貴史(板尾創路)は浮気に走り、妻の絵里子(小泉今日子)はベランダのガーデニングに勤しみながら母(大楠道代)との長年の因縁に悩んでいました。そんなある日、貴史の愛人ミーナ(ソニン)がコウの家庭教師として京橋家にやってきます。

 息子が母に語った「ママも思い込んでると本当のものが見えないよ」という言葉が印象的でした。確かに、「理想の家庭」というものは幻想に過ぎず、それにこだわった瞬間、家族やそれを構成するひとりひとりが本当に大切にしなければならないものを失うことになります。地に足のついた家庭生活、愛、夫婦、友情、あるいは、いまシーズンである受験、就職、・・それらを根本的に考えさせてくれる映画です。
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