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 東京電力社長の土下座回り。

 被災住民からの怒号。

 マス・メディアがそこへフォーカスを絞って報道。

 東電の責任へ集中する国民の関心。あるいは、無関心な国民。

 ・・こんなことをしていたら日本はダメになる。

 発電所の構造やメンテも含め厳しくコントロールしてきたはずの監督官庁の仕組みとしての責任、あるいは、監督官庁の実務的な責任がなぜ問われないのか?。

 官僚の言いなりに情報をたれ流してきたマス・メディアもあったはずです。

 所管してきた大臣、任命権者である総理大臣、そして、それらをチェックする立場にあった国会議員の責任も重大です。災害を止められなかったという「責任」と同時に、福島第一原子力発電所の復旧、処分を「私達に任せてください、託してください」と言う責任です。

 東電役員の報酬減額は議論になるが総理大臣、所管大臣、国会議員、官僚の報酬に議論が及ばないのは、不思議でしかありません。菅直人首相は、我が国国民の精神的中心である天皇陛下と全く同じ立ち居振る舞いと笑顔で、被災地の慰問に訪れました。何か、ご自身の役割と責任に対して、大きな勘違いをしてはいないでしょうか?。

 こんな政治・行政を選択してきた私達国民の責任も重い。ひとりの国民としてこの重圧感に時折、もどしそうになります。

 今は、発電所の現場で復旧に当たっているスタッフへすべてを託し、あらゆる環境を整備し、励まし、そして、祈ることに、国民一丸となって取りくむべき時ではないのか?。日本の復興のためにまず、現場スタッフ、政治・行政、そして、国民が一致結束して、原子力発電所の放射能問題へ全力を尽くそうではありませんか?。未来の子供達のために果たすべき「責任」の第一歩だと思います。

 ・・そこへ明るく元気な光を当てないと、日本はホンマにダメになってしまいます。