03ec8178.jpg 感動の「マイネーム・イズ・ハーン」をお薦めくださった岩田館主からはそれを含め合計3作品ご推薦いただきました。その2作品目を観ました。米国映画「コレリ大尉のマンドリン」(2001年。ジョン・マッデン監督)をレンタルで。

 第二次世界大戦下、イタリア軍とドイツ軍との占領下にあったギリシア・ケファロニア島が舞台。マンドリンを背負ったひとりのイタリア軍大尉コレリ(ニコラス・ケジ)が、島の人々と心を通わせ、島の娘ペラギア(ペネロペ・クルス)と恋に落ちる感動ドラマです。

 地域の人々、家族、そして、恋人達が、戦争や大地震により、引き裂かれ、しかしやがて、平穏を取り戻していきます。その環境と時間の経過がとても日常的にとらえられていて、真実味を帯び、さらに、感動をかえって呼びます。飾り気のないエンディングもふたりの愛の深さに真実味を増します。これも素敵な映画でした。岩田館主、ふたたびありがとうございました(笑)。