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 萩の特産物の一つに夏みかんがあります。

 長州藩の藩庁が萩から山口へ移されたのが1863年。それに伴う武士の生活救済策として奨励されたのが夏みかん栽培です。以後約100年間が萩の夏みかん産業の全盛期です。

 お屋敷跡には至るところ、そこを活用して植えられた夏みかんの木を今も見ることができます。ただ、手を入れていない木が多くあります。この時季に見られる黄色い実は昨年の実がそのまま残っているもの。まだ緑色の実が今年の実です。