75987a15.jpg
 「ほっとスペースtameruカフェ」のことは6月25日付「大阪日日新聞」にも掲載されました。吉田康人のコメントも載っています。

 次は、「地域協議会」の発足、その代表者会議の開催です。力と志とに漲る青少年関連組織・団体には是非、同協議会の構成団体に加わっていただきたいと存じます。区の内外を問いません。よろしくお願いします。

<<不登校や引きこもり 住吉に支援拠点開設
 平成25年6月25日付「大阪日日新聞」

 大阪市住吉区に今月、不登校や引きこもりに悩む若者の支援拠点「ほっとスペースtameru(ためる)カフェ」が開設された。若者がエネルギーをためる居場所として区役所が設置し、安心して過ごせる場を無料で提供している。

 区子ども・子育てプラザ(南住吉2丁目)の和室と調理室を利用し、NPO法人み・らいず、一般社団法人office(オフィス)ドーナツトークに運営を委託。15歳から20代ぐらいまでの区民を対象とし、毎週火曜日と木曜日の午前11時~午後3時、両団体のスタッフが常駐し、相談にも対応している。

 訪れた若者がコミュニケーションを取りやすいよう、ゲームやパズル、トランプなどを用意。調理室で料理を作り、食事を楽しむなどの取り組みも計画している。

 み・らいずの相談支援専門員、乕田直子さん(34)は「就労など次のステップに進むためにもまずはゆっくりしてほしい」と強調。訪れた20代の男性は「家以外に居場所がなかったが、ここは自分のペースで過ごせるので落ちつける」と話していた。

 住吉区役所は昨年度、独自に不登校や引きこもりの支援事業に着手。本年度は教員や保護者、民生委員を対象とした研修などを実施するほか、教育や福祉、就労などの関係者で構成する対策協議会の設立準備を進めている。

 吉田康人区長は「若者の引きこもりや不登校は本人や家族の苦労だけでなく、地域活力の減退にもつながる深刻な問題。社会全体で解決する課題と位置付け、一人残らず幸せになる住吉区を目指したい」と話している。>>