吉田康人にとって初の出席となった大正区区政会議(平成29年度第1回。平成29年6月27日(火)開催)の議事録が確定しました。


詳細は大正区役所ホームページでご確認ください( http://www.city.osaka.lg.jp/taisho/page/0000407099.html )。


ここでは、議事録中、吉田康人の発言の部分を抜粋いたします。発声した言葉がすべて文字になっています(汗)。多少おかしな言葉遣いがあるかもしれません。これが「リアルな遣り取り」とご理解ください。


最初の発言では次の項目に触れています。


・区政会議委員への御礼

・平成28年度事業・業務のPDCA

・新「大正区将来ビジョン」ヘ

・「真の議論」と大正区政政策決定プロセス

・区政会議のバージョン・アップ

・区政会議の大きな転機


最後の発言では次の項目です。


・市立小学校の統廃合

・中学生の放課後学習への支援事業と真の「こどもの貧困対策」

・区民の潜在的ニーズの掘り起こし

・区役所事業・業務の目標設定

・「ものづくり」関連事業の新たな展開

・地域まちづくり実行委員会の代表者会議

・商店街・音楽振興サポートと自助、互助、共助、公助の整理

・「住みやすいまち」と区民ニーズ・シーズのきめ細かい把握


政治だけでなく、行政においても「言葉」は命です。「忖度」はダメ(笑)。大正区においても「言葉」を戦わせ「言葉」をベースに区政を組み立てていきます。


ホームページやSNSでも「言葉」、議事録、メッセージをできるだけご報告していきます。


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平成29年度第1回大正区区政会議


日 時:平成29年6月27日(火)

    午後7時00分~午後8時24分

場 所:大正区役所4階区民ホール


(中略)


○吉田区長

 皆さん、こんばんは。区政会議では初めての御挨拶になります。4月1日付で大正区長になりました吉田康人でございます。どうかよろしくお願いいたします。

 区政会議委員の皆様方におかれましては、夜分にもかかわらず、またお忙しい中、2年間の任期中の最終回である今回、御出席をいただきましてまことにありがとうございます。

 後ほど、改めて御挨拶をさせていただきますけれども、区政会議への皆様方の御協力に対しまして、感謝を申し上げます。まことにありがとうございます。

 新しく区長になりまして、新たなことも手掛けていかなければならないわけでございますが、前任の区長から引き継いだことにつきましても、しっかりやってまいります。

 本日の議題であります平成28年度事業のPDCAも、その一つでございます。この区政会議での御議論も踏まえ、28年度のPDCAを土台にいたしまして、29年度、そして30年度の事業をよりよいものにしてまいります。

 さて、きょうのメインの議題は、28年度事業のPDCAでありまして、御質問シートも事前にいただいておりますけれども、それを踏まえて、そのほかにもさまざまな御議論もいただきたいと考えております。後ほどの議論に拍車をかけるためにも、ここでこれからのことも少し語っていきたいと思います。

 大正区政の長期計画であります「大正区将来ビジョン」が今年度末をもちまして、つまり来年の3月をもちまして終了をいたします。区役所では、それを受けまして、来年度からの長期計画となります新将来ビジョンの策定準備をしているところでございます。

 私といたしましては、区民ニーズや区民の潜在的なニーズを的確に把握するのは、もちろんのことでございますけれども、区民や専門家の皆さん方としっかり議論をして、ビジョンをつくり上げていきたいと思っております。

 情報や意見の交換だけにとどまらず、双方向の議論をすることによって、新たな価値観や付加価値が生み出されるということになります。新将来ビジョンの策定を皮切りに、区民ニーズの把握、潜在的な区民ニーズの掘り起こし、そして区民の皆さん方や専門家の皆さん方が参画のもとでの真の議論を大正区政の政策決定プロセスの一つとして位置づけていきたいと、このように考えております。

 その一環といたしまして、区政会議も一層、真の議論の場へとバージョンアップしていきたいと考えております。

 今回、委員の皆様方への資料の送付を2週間前にしたこと、事前質問意見シートで御質問や御意見を事前に募集したこと、そして区役所からの御説明より議論に時間を割く進行にしたことは、活発な議論へ向けての一つの試みでございます。

 今回の区政会議は、大きな転機でございます。委員を2期お務めいただいたベテランの委員各位が交代ということになります。市会ではまもなく区政会議の改善も盛り込んだ、新しい市政改革プランの区政編の議論が始まる予定でございます。総合区や特別区の議論もどんどん活発になってくると思われます。区政会議や区政がこれまでより一層クローズアップされてまいります。

 公募委員で現在1期目の方におかれましては、ぜひ新たな公募に応じていただくことを御検討ください。各団体御推薦の委員の皆様方におかれましては、2期目の方は、交代となりますけれども、新しい委員の御推薦へ各段の御配慮を賜りたく存じる次第でございます。

 それではただいまから、本日の議論をお願い申し上げます。ありがとうございます。


(中略)


○吉田区長

 どうもありがとうございました。

 まず、区役所として本日十分申し上げ尽くせなかったことが何点かあると思っておりまして、それの補足をさせていただきたいと思います。

 まず金沢先生から御指摘いただきました学校統廃合の件ですが、先ほどお答えいたしましたとおりでございまして、これからどう進めていくのかというスケジュールごと抜本的に見直さないといけないと、こういうふうに思っております。

 子どもの教育環境にとっては、やはり複数以上のクラス編成が必要であるということは、基本的に私もそうだと思っておりまして、そういう教育環境の良し悪しの議論はしっかりと進めていきながらも、現実的には学校のキャパの問題とか、人口動態がございますので、基本は基本として、現実にどうしていくかというのはしっかり役所としても精査していかなければならないと思ってます。

 精査していかなければならないものの一つがやはり人口動態でして、大阪市としても、例えば区全体の人口推計は読んでいるわけなんですけれども、先ほど申し上げましたように、三軒家西はどうか、東はどうかということについてまでは推計しておりません。

 ですからやはり、身近にいる私たちが経済状況、産業状況を見据えた上で、仮に三軒家西を他の小学校と統合するという絵を書いても、じゃあそこの地域が本当に現状のまま人口が推移するのかということも、多分にかかわっていくことですので、きめ細かく人口の読みをしていった上で、抜本的にスケジュールも含めて見直していきたいと思ってます。

 それから放課後学習についてですけれども、悩ましいことがありまして、受託事業者が見つかるかどうかというのはこれからのことなんですが、そもそもは先生方も御存じのように、子どもの貧困対策というところから始まったことですから当然、ここでやってもらう学習の内容も基礎学力中心、それから学習意欲の向上を中心にやってもらわなきゃいけないんですけれども、実際にそういうサービスが貧困という層に届くような仕組みになっているかどうかというと、それは必ずしもなってないんですね。

 ですから私たち、この事業も含めて今後の区政をあずかるものとしては、吉村市長がめざす、真の貧困、子どもの貧困対策にこれがなっているのか、あるいはほかに何か手だてしなきゃいかないのかということも含めて、しっかり検討していかないといけないと思ってます。

 小原先生からも、ありがたいお言葉をいただきましたんですけれども、一言で言うと、区民の皆さん方から見て、それは自分のニーズに合っている、耳ざわりがいいということだけやったらいいかというと、そういうことではないんだろうと思うんです。商店街の活性化なんて、まさにそうで、区民のニーズがそこにある、なしも非常に重要なんですけれども、商店街の活性化がまちの発展にどうつながるかというニーズというよりか、むしろシーズですよね。潜在的なニーズと言ってもいいと思うんですけれども、そこを区役所の方でしっかり見極めてやらせていただきたいと思っています。

 それから出雲先生も同じようなことをおっしゃっておられまして、政治課題については、しっかりやっていくという力強い御発言もいただきましたけれども、私たちのほうも区民ニーズはしっかり把握しながらも潜在的な区民ニーズ、真の区民ニーズの掘り起こしは、これからやっていかないといけないと思ってます。

 委員の皆様方からも、さまざまな御意見いただきまして、少しまとめてお答えさせていただきたいと思うんですけれども。

 まず資料にもしっかり書かせてはいただいたんですが、各事業の目標設定、何をめざすのかというところについては、最終ゴールについては今後、きちっと整理する必要があると思っています。

 例えばですけれども、事業の良し悪しをイベント参加者に対するアンケートで測れるのかとか、まちづくり実行委員会の御意見もありましたけれども、これも実行委員の役員の方々に聞くことで、まちづくり実行委員会のその発展の度合いを測れるのかといった、大いなる疑問があります。

 これまでは、やはり初期の段階でしたので、そういうような手法もあるかと、あったことは事実なんですけれども、やはりこれからは、区民全体に与える影響は、どうなのかと、どうだったのかというところ辺りに目標設定をして、きちっと整理した上で、事業構築をしていかなければならないと思っています。

 それから、ものづくりに関して「新しいことを何かやっていますか」という御質問もありましたが、確かに新しいイベントとか事業を増やしていくというのも、区政発展へ向けての一つの方向性だと思うんですけれども、先ほど申し上げましたように、今私たちが一生懸命やっている事業が、それに直接かかわる方々への影響だけではなくて、区民全般にどういうふうに影響を与えているかという視点も持たないといけないと。すなわち、これまでやってきた事業を新しい事業に変えることだけではなくて、これまでやってきた事業をさらに深めていくというんですかね。影響をより多くの区民の皆さん方に及ぶような事業構築ということをめざしていくのも、一つの大正区政のあり方かなと思います。

 それから地域まちづくり実行委員会について、御意見がございました。寄本会長のリーダーシップによりまして、これから正式に詰めていくわけなんですけれども、地域まちづくり実行委員会が10委員会ありますが、その委員長と申しますか、代表の皆様方によって、まちづくり実行委員会の会長会なるものをつくっていこうというふうに考えております。

 これまでのいろんな経緯や背景もございますし、また、その中間支援組織のあり方という大きな課題も抱えておりますので、そういうことも含めて、各まちづくり実行委員会の御代表の方にお集まりいただいて、各実行委員会が抱えている課題等をしっかり聞いた上で、まちづくり実行委員会をさらに、実のあるものに変えていけるようにいたしたいと、このように考えております。

 商店街へのサポートや音楽振興へのサポートの御意見、御要望もございました。これは地域福祉と同様で、先ほど小原先生もおっしゃいましたけれども、自助と互助と共助、さらに公助をどうこれからミックスさせていくのかというのをしっかり整理することが必要だと思っています。

 しかしながら、最初から自立ということにはいかない、自立を求めるわけにはいきませんので、最終ゴールですね、最終的にこうしていくんだと、そのバランスをこうしていくんだということをきちっと整理をした上で、行政としてはできる限りサポートをしていく所存でございますので、御議論にも御協力いただきたいと思っております。

 最後に、住みやすいまちについての御意見もいただきました。何が住みやすいか、どのようなまちが住みやすいかというのは、恐らく住民の皆さん方それぞれだと思うんですね。それぞれ尺度が異なるわけです。それぞれのお立場、それぞれの生活対応によって、住みやすさを感じるものが違うと思います。

 ですからこれまでは、大阪市政としても市政改革という大きな柱のもとに一致団結して進めてきましたけれども、これからは今申し上げましたように、住民一人一人のニーズが異なるということから、きめ細かく区民の皆様方のニーズを把握して、そして潜在的なニーズ、シーズをしっかり掘り起こして、その上でこれからの大正区政を司っていくことが必要だと思っています。

 そのためにこそ、こうした場で区民の皆様方のきめ細かなニーズ、意見をお聞かせいただければとてもありがたいと、このように考えております。

 区政会議の冒頭にも申し上げましたけれども、これをもちまして、2年間の御任期の最後ということになります。来期も引き続き、委員をお引き受けくださる方もいらっしゃると思いますが、ひとまずここで区切りということになります。皆様の御尽力に対しまして、区民を代表して厚く御礼を申し上げたいと存じます。まことにありがとうございます。

 全29名中、11名の委員の皆様方におきましては、2期4年間の御任期を全うされ、御尽力をいただきました。重ねて御礼を申し上げたいと存じます。

 これからもそれぞれの立場で大正区政に対しまして御支援、御指導賜りますことを心からお願いを申し上げまして、私からの閉会の御挨拶とさせていただきます。本日は、まことにありがとうございました。


(後略)


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