休日、夜間における防災・津波対策で、発災時の大正区役所初期・初動体制をつくるため(区外職場に普段配置されている)区内在住職員を大正区役所へ集めることを「直近参集」と呼んでいます。

1月17日(水)、阪神・淡路大震災からちょうど23
年のこの日、区役所で直近参集職員防災訓練を行いました。

湾岸エリアの大正区の場合、津波到達予測時間を考えると発災後最初の1時間30分が勝負です。それまでに区災害対策本部の体制をどこまで整えられるか?。

休日、夜間は宿直職員以外は区役所には誰もいません。したがって、参集指示をして区役所に職員を集めるわけですが、本部の体制を1時間30分で整えるためには区役所に参集してきた順に重要な役割を与えていくのが最も優れたシステムと考えています。

「私はこれしかできない。この役割は担えない」などと言っている場合ではないのです。

今回の訓練をきっかけに、どの役割にも精通している直近参集職員を育てます。併せて、当該役割を初めて与えられた職員が具体的に何をすればよいか直ぐわかるマニュアルづくりを進めます。