2月17日(日)、城東区の「今福老人憩いの家」を訪ねプログラミング教育の先進事例(今福の寺子屋主催「プログラミング教室)を見てきました。

大正区総合教育会議(2月21日(木))( https://www.city.osaka.lg.jp/taisho/page/0000462910.html )の議事録より、吉田康人がそのことを報告した部分を抜粋します。

「・・(前略)・・先週末の日曜日ですけれども、プログラミング教育の先進事例があると聞きましたので、 城東区の今福地域の老人憩の家を見学してきました。プログラミング教育を受けていた児童は大体10名ほどでございましたけれども、まさに先進的な事例であると感じたところです。

2020年度から実施される新しい学習指導要領にはプログラミング教育が盛り込まれる予定です。その目的は、ITに強い人材をつくるということでもありますけれども、あわせて、コンピューターを意図どおりに動かす体験を通じて論理的な思考を育むということでもあります。私流の言葉で申しますと、プログラミングを活用しながら、仕組みを活用する能力だけではなくて、これからは仕組みをつくっていく人材育成にも力を入れていくということだと思います。

しかしながら、プログラミング教育を従来型の学校教育だけでやり切れるかというと、恐らくそれは不可能であると言えます。コアはあくまでも学校教育としても、企業、地域、家庭、あるいは一般行政がそれを支えるという体制が必要です。

冒頭に申し上げました今福の事例は、小学校長と連携しながら地域活動協議会の活動として実施されている教育活動です。さらに具体的に申しますと、地域活動協議会の理解を得て地域の集会所を活用し、また、子どもたちの教育に当たっているのは生涯学習推進員など地域住民の人材でございました。 教員を目指す大学生ボランティアも大きな力を発揮しておりました。プログラミング教育に必要な機材が一部企業からの寄贈、寄附によるものでもありました。

学習指導要領は今後も時代の要請に合わせてどんどんと進化していくものと思われますが、学校教育が従来型の学校とそれをサポートする人たちにより構成されるという形態にどんどん変わっていくというのは、もはや不可逆的な流れだと考えております。コミュニティースクールの導入も、こうした背景のもとで進められているものと考えております。・・(後略)・・」

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