2013年01月
同校の立派な「浪速武道館」に空手道部を訪ねました。同部は全国大会での優勝を重ね(含:中学校)、また、東アジア・チャンピオンも出しています。
この取材の模様は「広報すみよし」1月号でご紹介済みです( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/cmsfiles/contents/0000168/168920/2013.1-3.pdf )。
1月14日(祝)、住吉区でも成人式を行いました。私達の区では、住吉区青少年指導員連絡協議会、住吉ユースクラブ、住吉区地域振興会、住吉区地域振興会女性部、住吉区社会福祉協議会、大阪市コミュニティ協会住吉区支部協議会、そして、住吉区役所が実行委員会を構成、同委員会主催による「住吉区成人の日記念のつどい」を開催いたしました( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000189671.html )。
住吉区民センター大ホールの式典は、大阪府立今宮高等学校ダンス部によるお祝いの踊りで開幕。国歌斉唱、大阪市歌斉唱、実行委員長(住吉区青少年指導員連絡協議会会長・五十嵐誠さん)挨拶、大阪市長メッセージ・ビデオ、住吉区長挨拶、ご来賓紹介、そして、新成人代表(川合ひかるさん)の「はたちのことば」と続きました。過日、成人式の模様を動画も交え住吉区ホームページでご報告します。
吉田康人からのご挨拶内容は下記のとおりです。実際にお話しした内容は多少異なっています。概略とご理解ください。
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只今ご紹介にあずかりました住吉区長の吉田康人でございます。主催者、ならびに、ご来賓各位を代表して、新成人のみなさんへお祝いの言葉を贈ります。
まず、本日の「住吉区成人の日記念のつどい」をご準備くださいました住吉区青少年指導委員連絡協議会を初めとする実行委員会のみなさまへ厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
さて、新成人のみなさん、誠におめでとうございます。お気持ちはいかがですか?。
私の次男も実は今日、成人式を迎えました。事情がありましてこの場にはおりませんが、ほかのまちでその地域の人々に温かく見守られながら式典に出席させていただいております。ありがたい限りです。
私はちょうど25年前に結婚をいたしました。その後、3人の息子らを授かった頃から特に、ずーっと思い悩んできたことがあります。何だと思います?。
「妻や息子らのために私自らの命を捧げることが果たしてできるだろうか?」ということです。もし自分の命を懸けることでしか家族を助けることができないという場面に出くわした時、本当に死ねるかということです。現在の私の中には、9割がた自信のある答えを持っていますが、しかし、この問いは私の頭を片時も離れたことはありません。
成人式式典の挨拶で、「特攻隊」のことをお話しする代表者が増えています。「特攻隊」とは正確には「特別攻撃隊」のことです。第二次世界大戦末期、敵の艦船などに兵隊が乗ったまま軍用機などごと体当たりする自爆を前提とする攻撃を行う部隊のことです。戦争を美化するわけではなく、私達日本人の家族や国家、あるいは、未来に対する伝統的な価値観が凝縮されている、新成人のみなさんへお伝えしたいことが凝縮されているからこそ、「特攻隊」がこうした場で取り上げられるのだと私は思っています。
茨城県の農家から陸軍航空士官学校を経て、少年飛行兵の教官となった藤井一中隊長のお話も多くの日本人に知られています。
藤井中隊長は、日本軍で特攻作戦が始まる前から、「事あらば、敵陣や敵艦に体当たりしろ。自分も後から行く」との指導をしていました。しかし、実際に特攻作戦が始まり、若い教え子達が飛び立って行くのを見送る度に、自責の念に駆られるようになります。
そして、藤井中隊長は、教師として生徒との間に交わした約束を守るため、特攻隊員を志願しました。しかし、軍は認めませんでした。藤井には、少年飛行兵の教育という重要な任務がありましたし、さらに、妻と三歳の女の子、四ヶ月女の子という家族があったからです。
戦地の看護婦として負傷した藤井中隊長と知り合い、結婚した妻の福子は、軍人の妻である以上、夫の戦死は覚悟していました。しかし、許可が出ない特攻隊員を志願するということは死のうとすることであり、学生との約束を守るために妻とふたりの子供を見捨てるのかと、納得できず思いとどまるように何度も説得しました。
藤井は決して、決意を変えませんでした。
昭和19年、終戦前年の12月15日、荒川に母と幼子ふたりの溺死体が上がりました。福子は、三歳の女の子と自分を紐で結び、四ヶ月の女の子を背負い、荒川に身を投げました。遺書が残されていました。そこにはこう書かれていました。
「私達がいたのでは、後に残された私達のことが気がかりで、思う存分の活躍ができないでしょう。お先に行って待っています」。藤井中隊長の妻らしい気丈な遺書でした。
藤井中隊長は改めて、こんどは自らの指を切って血書嘆願します。軍は遂に、異例の任命をします。藤井は特攻隊員となりました。生徒達に大変人気のあった藤井は、中隊長室に生徒をひとりずつ呼んで、家族の思い出話を聞きました。そして最後に、「これからの日本を頼むぞ」と生徒達を励ましました。
妻と娘らが亡くなってから5ヶ月後、昭和20年5月28日の朝、藤井中隊長は知覧の飛行場から沖縄の空へ飛び立ち還らぬ人となりました。
新成人のみなさんへは、私達の平和と繁栄はこうした英霊の思いによっても支えられているということをお伝えしたいと思います。そして、もうひとつ。
冒頭に申し上げましたように、私は常に、妻や息子達を守るために、自分の命を懸けることができるか?、自らの命を捧げることができるか?ということを自問自答し続けています。藤井中隊長の妻・福子さんは、自分が犠牲になることで、夫の夢を実現させてやろうと考えました。
大人になると、自らの夢を実現するために、お金を捨て、名誉や地位を忘れ、仕事も顧みず、そして、文字どおり命懸けでの努力をする場合もあります。それが、大人の夢の実現です。
逆に、最愛の人や家族を守るために、時には自分の夢を諦めて、命を懸けすべてを懸ける場合もあります。いや、それがほとんどだと思います。
みなさんのお父さん、お母さんなど保護者のかたがたも恐らく、そういう思いでみなさんを見つめ、みなさんを守ってこられました。
だからね、今日、お友達との懇親会もあるかもしれません、そういうものが終わって家に帰ったら、一言でいいから「ありがとう」って言ってあげてください。もし照れ臭かったら「ありがとう」のメモを渡すだけでも構いません。
今日の成人式を機会に、大人の愛とはどんなものか、真の家族愛とは何か、人が人を愛するということは一体どういうことなのか、考えていただきたく一言ご挨拶をいたしました。
大人の愛の世界にいらっしゃったことを大歓迎いたします。これから、ともにがんばっていきましょう。本日はおめでとうございました。
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「やすとログ」でご報告しているとおり、住吉区長就任以来、区役所玄関挨拶、区内小学校校門指導(挨拶運動)への参加、同中学校校門指導と、早朝の活動を順次始めました。
昨年11月からの朝の区内駅頭活動は、左手小指の骨折で中断していましたが、今年年頭から再開しました。「広報すみよし」のダイジェスト版を区民のみなさんおひとりおひとりへお配りしています。
写真は、同志区民の鷺岡さんがお撮りくださったのを拝借したもの。いつもありがとうございます。
昨年11月からの朝の区内駅頭活動は、左手小指の骨折で中断していましたが、今年年頭から再開しました。「広報すみよし」のダイジェスト版を区民のみなさんおひとりおひとりへお配りしています。
写真は、同志区民の鷺岡さんがお撮りくださったのを拝借したもの。いつもありがとうございます。
年頭1月4日(金)、大阪市議会本会議場で、橋下徹大阪市長から各区長・局長などへ向けて年頭挨拶・訓示がありました。
吉田康人はこれを、「民間感覚の市政への取り込み」、「市民サービスの向上」、「前例主義からの脱却」の3点に整理して、各種新年会などで区民のみなさんへご報告しているところです。
同挨拶・訓示の内容は大阪市のホームページ( http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000198662.html )で見られます。ご確認ください。
吉田康人はこれを、「民間感覚の市政への取り込み」、「市民サービスの向上」、「前例主義からの脱却」の3点に整理して、各種新年会などで区民のみなさんへご報告しているところです。
同挨拶・訓示の内容は大阪市のホームページ( http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000198662.html )で見られます。ご確認ください。
京都橘高等学校の活躍が年越しだったもので「やすとログ」での新年ご挨拶のタイミングを失っておりました。申し訳ありません。住吉区長としての年頭のご挨拶は「住吉区ホームページ」に載せました( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000198555.html )。ご覧になってください。
吉田康人の元旦は、例年どおり、ゆりかもめが飛来する芥川(高槻市)を眺めながらの初詣で始まりました。氏神さまである阿久刀神社にお参りしました。
年末は、京都橘の応援(埼玉スタジアム2002)も兼ねて、妻の実家で過ごしました。正月は、同校のテレビ応援も兼ねて、「京都テレビ」の視聴可能エリアに入っている吉田康人の実家で過ごしました。
住吉区役所では現在、大阪市立小・中学校への学校選択制の導入を、区政運営の最重要課題として、また、大阪市政改革の根幹的政策と位置付け、区民のみなさんへの説明責任を果たしているところです。具体的には、平成26年4月の導入へ向けたプロセスを「住吉区ホームページ」や「広報すみよし」などでオープンにし、教育に関わるその他諸課題とパッケージの説明会「教育を巡る諸課題」の開催を呼び掛け( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/cmsfiles/contents/0000168/168920/2012.12-8.pdf )、そして、同説明会の議事録を公開しています。
これまでに下記のとおり説明会を実施しました。
10月 5日(金)10:00~
住吉区PTA協議会役員対象(於:大阪市立大和川中学校)
12月 3日(月)10:00~
大阪市立山之内小学校PTA対象(於:同校)
※議事録( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000198310.html )
12月 7日(金) 9:30~
大阪市立依羅小学校PTA対象(於:同校)
※議事録( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000198310.html )
12月11日(火)18:00~
住吉連合町会対象(於:万領会館)
※議事録(現在作成中)
今後の開催が既に決まっているのは次のとおりです。
1月 9日(水)11:00~
大阪市立東粉浜小学校PTA役員対象(於:同校)
1月21日(月)10:00~
私立・大阪市立幼稚園保護者対象(於:住吉区民センター大ホール)
1月26日(土)10:00~
私立・大阪市立保育所保護者対象(於:住吉区民センター大ホール)
1月29日(火)19:00~
一般区民対象(於:住吉区民センター小ホール)
1月31日(木)19:00~
一般区民対象(於:住吉区民センター小ホール)
引き続き、町会、PTA、青少年指導員、青少年福祉委員、子ども会など、地域団体・組織からの要請に基づき、説明会を開催いたします。詳しくは住吉区役所へお問い合わせください。
激闘、いい試合でした。
京都橘は、自陣へ終始押され気味だったものの、鋭いパスカットを連発、いつものように速い攻めを見せてくれました。
1点目も2点目も直ぐ追い付かれ苦しい試合でした。前半・後半終わって2対2。勝負はPK合戦へ。
最後の最後まで勝負強さを見せた京都橘がPK戦を4-3で制し2回戦へ駒を進めました。
この動画で試合のハイライトが見られます( http://www.dai2ntv.jp/player/index.php?item=NlMmx5NzqIdJE4lVIIdtQi9NpqIppW-D#__utma=1.1845686470.1355576694.1356967022.1357056681.9&__utmb=1.3.9.1357056690851&__utmc=1&__utmx=-&__utmz=1.1357056681.9.9.utmcsr=yahoo|utmccn=(organic)|utmcmd=organic|utmctr=高校サッカー&__utmv=-&__utmk=185547433 )。
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