
区政運営の観点で見た場合のポイントは同条例第9条第2項。同委員会委員の人選は市立学校・園長と区長とが対等な立場で行うことになりました。住吉区では、吉田康人が区長としての立場から、この人選の「バランス」を強く主張しています。例えば、その男女比、保護者比、任期の制限、あるいは、ほかの学校の協議会委員との兼任の制限などです。
区内学校・園長や大阪市教育委員会事務局には、ある程度のご理解をいただきましたが、反発もまだまだあります。次年度、この「バランス」を徹底する仕組みを区長会議と協力して講じていきたいと考えています。
こうした中、大阪市立南住吉大空小学校( http://www.ocec.ne.jp/es/ozora-es/index.htm )では先週2月19日(火)、同校校長と吉田康人との共同推薦を踏まえ教育委員会が任命した委員による初回の「学校協議会」が早速開催されました。恐らく、市内24区でも最速クラスの開催です。
新しい制度に関わる基本理念の徹底や仕組みの構築を行う一方で、待ったなし、教育現場の改革も現実的にひとつひとつ実現していかねばなりません。区民のみなさんのご支援、ご声援に感謝申し上げます。