大阪府北部地震当日から数えて3日目の昨日(水)、大正区地域振興会連合町会長会議(連合自治会の会長による会議をイメージしてください)において現時点での検証を議論いたしました。
4日目の今日(木)、地震発生以来初めて、鶴町地域に入りました。千歳渡船場を渡船で渡りました(写真)。大阪市立鶴町小学校の朝の校門指導に参加。同校には、地震当日、災害時避難所を設置いたしました。
その際、同校校長・教頭先生からご意見をいただきました。教育行政連絡会(全校長先生と区長との連絡会)を地震への対応で中止にいたしましたため、来週の教頭会で議論することをお約束しました。
同様に、本日午後、定例の民生委員児童委員地区委員長会においては、副区長に議論を委ねました。
今週末、土曜日の夜は、三軒家東地域の町会長会議において、「要援護者の見守り活動」の報告を兼ねて、議論させていただく予定です。
来週早々には、大正区PTA協議会の実行委員会が行われます。その場を活用して議論させていただく予定です。
大阪市全体的に、みんなで議論して何かを決めていく、物事を進めていくというカルチャーが弱い実態があります。大正区はその傾向が顕著です。
上意下達のコミュニケーション、しゃんしゃんと終わる会議、慣れ合いの人間関係を通じての意思決定。これらが脆弱な組織マネジメント、地縁活動、そして、地域防災の原因になっています。
被災なさったかたがたのご不幸、ご労苦へ報いるためにも、スピード感に満ちた検証、さらに、それに基づく大正区内の地区防災計画ならびに防災体制の強化を一気に進めていきます。