2018年09月
暴風警報(発表)
波浪警報(発表)
高潮注意報(発表)
*** 発表内容 ***
2018年9月30日 6時47分
大阪管区気象台発表
【現在の状況】
大阪市-暴風警報
波浪警報
大雨注意報
雷注意報
高潮注意報
【詳細】
◆暴風警報(発表)
-量的予想事項:風
・警戒期間 30日昼過ぎから1日未明
・注意期間 1日朝にかけて 以後も続く
・ピーク 30日夜のはじめ頃
・北東の風のち西の風
・陸上 最大風速 30メートル
・海上 最大風速 35メートル
◆波浪警報(発表)
-量的予想事項:波
・警戒期間 30日昼過ぎから1日未明
・注意期間 1日朝にかけて 以後も続く
・ピーク 30日夜のはじめ頃
・波高 4メートル
◆大雨注意報(継続)
-特記事項:土砂災害注意 浸水注意
-今後の可能性:30日夕方から大雨警報(浸水害)に切り替える可能性が高い
-量的予想事項:土砂災害
・注意期間 1日明け方
-量的予想事項:浸水
・警戒期間 30日夕方から30日夜のはじめ頃
・注意期間 30日昼過ぎから30日夜遅く
・1時間最大雨量 70ミリ
◆雷注意報(継続)
-付加事項:竜巻
-量的予想事項:雷
・注意期間 30日夜遅く
◆高潮注意報(発表)
-今後の可能性:30日夜のはじめ頃から高潮警報に切り替える可能性が高い
-量的予想事項:高潮
・警戒期間 30日18時頃から30日24時頃
・注意期間 30日18時頃から30日24時頃
・ピーク 30日21時頃
・最高潮位 標高 2.3メートルの高さ
※平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴い、大雨警報・注意報は通常基準より引き下げた運用を行っている所があります。
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中泉尾地域・敬老の日「お祝いの集い」
区長挨拶
平成30年9月9日(日)
大正区長 吉田 康人
■挨拶
元気にご挨拶いたします。みなさん、こんにちは。大正区長の吉田康人でございます。本日ご来賓の議員の先生がたとともに、ひとこと、お祝いと御礼を申し上げます。
まずは、敬老の日「お祝いの集い」を準備、運営の中泉尾地域まちづくり実行委員会、社会福祉協議会、地域振興町会連合会、そして、「お祝いの集い」実行委員会を中心とする関係者のみなさまへ厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
■お見舞い
さて、私達のまち大正区も、台風被害からの完全復旧はまだまだでございます。関西空港などほかのまちでは大きな被害をもたらした高潮への対策は、大正区の議員の先生がたの長年にわたるご尽力、ご高配のお陰で、水門や鉄扉が文字どおり鉄壁の守りを見せました。これは大正区が誇るべきことだと思います。
しかしながら、停電の状態にあるお宅もまだ残っています。この中泉尾地域のみなさまのご厚情によりまして、地域の施設へ避難して過ごしておられる住民もいらっしゃいます。そして、言うまでもなく、多数の住民が被災されました。心からお見舞い申し上げます。
■97%
さて、昨年の敬老会でも「97%」のお話をいたしました。ご記憶でいらっしゃいますか?。平成7年に発生した阪神・淡路大震災で、生き埋めや閉じ込められた人々の救助のうち97.5%が自助、互助、共助により行われ、公的な救助などは2.5%でした。こういうお話でございます。
「共助」とは「地域や身近にいる人どうしが助け合うこと」です。防災対策のあらゆる場面で、「公助」から「自助、互助、共助」へと基本姿勢をシフトさせていかねばなりません。今回の台風からの復旧についても、警察、消防、私達行政も懸命の努力をいたしておりますが、住民各位の自助、互助、共助にお願いせざるを得ない状況でございます。
台風の翌日、各小学校周辺の地域やPTAの役員のみなさんが、こども達の登校が危なくないよう、危険物の片付けやお掃除をしてくださいました。土日も区役所を閉じることなくブルーシート、防水シートの配付を一日500~600枚ペースで行っていますが、とてもかさばるため、区役所の職員や車だけでは大阪市の倉庫から持ってこられません。昨日は区内の山忠木材社が、災害協定に基づき、大きなトラックを出して大量のブルーシートを運んできてくださいました。
中泉尾のように、地域の会館を一時避難所や水、トイレのために開けてくださっている地域もあります。そして、もちろん、まちかどに散乱しているゴミや危険物の片付けを地域住民のみなさまにしていただいているところです。
地域役員のかたがたを先頭に、地域住民のみなさんの「自助、互助、共助」に改めて御礼申し上げます。そして、みなさんのお力をさらに結集する形で、大正区の地域防災を一層強化していく所存でございます。
■要援護者
大正区には、災害の時に自力で避難できない要援護者と言われるかたがたが、約4000名いらっしゃいます。中泉尾には8月現在、307名でございます。この307名のうち、「ひとりぼっちにせんといて」「おいてけぼりにせんといて」とおっしゃる要援護者が213名です。6月の大阪府北部地震に引き続いて今回の台風でも、民生委員児童委員のかたがたによりましてこうした要援護者の安否確認はさせていただきました。
一方、「ほっといて」とおっしゃる要援護者が44名です。さらに、「うんともすんとも言ってこない」「連絡が取れない」要援護者がだ50名もいらっしゃいます。大正区役所としては、今、この「うんともすんとも言わない」要援護者の把握に全力を挙げています。
社会福祉協議会、そして、各地域の民生委員児童委員、見守り推進員・○○さんへ委託して、
今年度末までに「うんともすんとも」をゼロにする計画です。こうして徐々にではありますが、日頃の「みまもり」と災害時の「みんなで一緒に逃げる」とを一体とした仕組みをつくっていきます。
■最後に
最後になりましたが、これからも、この大正区では、地域の役員のかたがた、ボランティアもみなさん、そして、私達公職にあるものが一致協力して、老後も安心して暮らせる、そして、災害の時にはみんなで避難するまちを守っていきます。ご高齢者のみなさまには、どうか、安心して、いつまでもお元気にお暮しください。
本日は誠におめでとうございます。
以上
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