d49c9022.jpg 1年半ほど前、さわぴぃ、もんちゃん、妻とゴータマで一緒にランチした時(2009年12月22日付「やすとログ」( http://www.yasutolog.com/200912.html )参照)、「あの『告白』が映画になるんやねぇ。楽しみやねぇ」と「告白」という小説のことを聞かされ、以来ずっと、レンタルDVDで観るのを楽しみにしていました。邦画「告白」(2010年。中島哲也監督)を観ました。

 ある中学校の終業式の日。1年B組の担任・森口悠子(松たかこ)は、告白を始めます。シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美(芦田愛菜)がプールで死亡した数か月前の事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒Aと生徒Bとによる殺人だったという告白です。そして、少年法に守られた彼らを、警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言します。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝(岡田将生)が新担任としてクラスにやってきます。

 作品としての評価は、特に原作を読んだことのある人の中では、賛否両論あるようです。教師・森口と生徒らとのドンデン返し連続の心理戦は確かに非常に面白い。しかしそれ以上に、学校教育や家庭教育がはらむ問題、青少年の退廃的な心理状況、あるいは、森口が語っているように「命」の受け止めかたを随所に問題提起していて、問題作として衝撃を受けます。出演者の多くは中学生ですが大人がみるべき映画です。