5beab6e2.jpg これも「ショーン・オブ・ザ・デット」を薦めてくれた女性からのご紹介。ちょっと時季的には早いけど(笑)テーマは普遍的です。米国映画「バレンタインデー」(2010年。ゲイリー・マーシャル監督)をレンタルで観ました。

 ジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックスほかそうそうたるキャストで贈るアンサンブル・ラブ・ストーリーです。バレンタインデーを迎えたロサンゼルスの空の下で、年齢も職業も異なる男女15人の様々な恋愛模様とその行方が描かれています。

 結婚50年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合う夫婦は、よりによってこの日、妻が夫へ重大な告白をしバレンタインの夜を別々に過ごすことになってしまいます。その後のふたりの会話のシーンが素晴らしい。

 妻「愛とは相手を丸ごと愛すこと」
 夫「今ならわかる」
 妻「ごめんね。でも、お願い、すべてを愛して。いいとこだけじゃなく、イヤなところも、悪いところも」
 夫「わかってる。ずっと一緒だ」

 「あばたもエクボ」という言葉があります。そうじゃなくて、「あばたをあばた」として愛する者どうしが一緒に暮らすのが幸せな結婚。ひと組でも多く、そんな想いの強いカップルが誕生することを願います。結婚おめでとう!。