d67d6aa9.jpg 「運命」と「男女の愛」とをテーマにする作品が続いているなぁ~(笑)。米国映画「オンリー・ユー」(1994年。ノーマン・ジュイソン監督)をレンタルで観ました。

 子供の頃、占いで告げられた「運命の人」の存在を今でも信じている女教師フェイス(マリサ・トメイ)。占いによると、その人の名前は「デイモン・ブラッドリー」。ある日、偶然取った電話の名は「デイモン・ブラッドリー」。「これは運命」と信じたフェイスは、青年医師との結婚式が迫る中、取るものも取りあえず、電話の男の後を追ってイタリアへ一路旅立ちます。

 良いものも悪いものも含め占いが語った「運命」をいつまでも気にしているというのは誰にでもある経験です。この映画では、占いを超える「本当の運命」に気付く瞬間が鮮やかに描かれていて、終始ドタバタな展開の最後にホロッとさせられてしまいます。