b9d9bb65.jpg 大阪市政の大きな課題の一つに「市立幼稚園の民営化・廃止」があります。この課題の詳細については、住吉区役所総務課企画調整担当の森本惠二課長が「副区長・課長の部屋」でご説明しています( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000181020.html#20121031 )。また、大阪市政全体としての市立幼稚園の民営化・廃止の今後の進めかたは、「市政改革プラン -新しい住民自治の実現に向けて- アクションプラン編」に明示されています( http://www.city.osaka.lg.jp/shiseikaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000178/178949/akusyonpran.pdf )。

 ここで示されている進めかたを再掲すると次のようになります。

<<幼稚園・保育所の民営化

【戦略】幼稚園・保育所について、区長において、行政が関与する領域か民間に任せる領域かといった視点から事業の内容を精査し、民間において成立している事業については、民間に任せることを基本として、民営化を進めていく。

【取組】区長において、施設や地域の状況を精査したうえで、休廃止も視野に入れながら、幼稚園については、民間移管を推進し、保育所については、セーフティネットとしての直営の必要性を考慮しつつ、施設の状況に応じて、原則民間移管、民間移管が困難な場合は、補完的に委託化を推進する。

【スケジュール】平成24年度中に民営化の計画(案)を策定し、平成27年度以降順次実施

【成果目標】セーフティネットとして必要な保育所を除く、幼稚園・保育所の民営化>>

 住吉区では去る9月11日(火)、大阪市立墨江幼稚園において、市立住吉・墨江幼稚園(住吉区内の市立幼稚園は2園)PTAと区役所との意見交換会を行いました。主催は同PTA。吉田康人も出席しました。その際の模様を住吉区ホームページで公表しました( http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000191682.html )。初回から激しい議論となりました。

 今年夏、「第3回 子育てわくわくフェスタ」( 9月7日付「やすとログ」( http://log.yoshidayasuto.jp/archives/4173434.html )参照)で、そこへいらしておられた同PTAのかたがたとの議論となり上記意見交換会の開催を決めました。市内全24区の先陣を切って住吉区での議論が始まったことになります。