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11月29日(土)、住吉区総合防災訓練を実施いたしました。長居地域活動協議会( http://www.sumiyoshi-wel.net/machizukuri/nagai.html )との協働で。吉田康人は、区役所での総評を終えた後、長居へ顔を出させていただく予定でしたが、押せ押せのスケジュールとなりそうすることができませんでした。長居地域のみなさん、ご協力ありがとうございました。

区長就任当初から、大阪市の市役所、区役所のダメな課題と言い続けていることがあります。ひとつは、「工程管理の哲学がない」こと、いまひとつは、「議論が風化する、議論が積み上がらない」ことです。哲学、思想、文化がないところにこれらを根付かせるのは実に骨が折れます。孤軍奮闘しています。職員一同、悪戦苦闘しています。

防災訓練については、「必ず、反省会をして参加者による議論をして」と大きく指示をしています。参加者へのアンケートではなく議論です。そして、「(災害の準備である)訓練の(ための準備、)事前「訓練」をして」。

あたふたしたまま終わってしまう場面、何をしてよいのかわからない時間を過ごすことが訓練ではしばしば起こります。反省をして次へ活かすプロセスを踏まないと「あたふた」、「わからない」は次の訓練でも同じように繰り返されます。だから、訓練でみなが収穫を得るためにはどうしたらよいかを考えるため、「本来はこう動くべきだ」との理想を頭へインプットするための「訓練の訓練」を最近導入しました。

「訓練でブラシュアップ」も大切ですが「訓練をブラシュアップ」していきます。