昨年9月の台風21号による大きな被害を受けて長らく立入禁止にしていた昭和山を本日(月)あらためてオープンしました。
先ほど、昭和山をひと回りしてきました。「桜の満開に間に合ってよかった」と心から思いました。今週半ばから週末に掛けてが見頃ではないでしょうか。
オープンにはなったものの、伐採後の空地への対応など復旧はこれからです。現時点は、区民代表や利用団体のみなさんからご意見をうかがっているところです。新年度1年間掛けて作業をします。
昭和山の復旧方針について、2月26日(火)に開いた大正区区政会議の議事録から吉田康人の発言部分を抜粋します。
「・・(前略)・・余り時間もないので取りまとめて、そのことについてしゃべりたいんですけれども。
今、上がったらあかんのですけど、上がられたらおわかりのようにかなり眺望がよくなっております。だから、復旧へ向けての1つのテーマは見晴らしかなと思っているんです。
ですから、植栽の話もありましたし今ある木をどうするのかというお話もありましたがやはり、見晴らしを確保することを前提に植える木の種類とか伸びてしまうんやったら木の種類を変えるとか、そういう発想で見晴らしを確保することを1つのテーマとして私としては考えていますしそのような御意見をたくさん承っておりますので、時間がないと申しましたので、「いや」、もし「違うんや」と、「やっぱり大きな木は必要なんや」という御意見がありましたら、今言っといていただければありがたいですけど。
大体、上村会長のような御意見をお持ちの方が多いのが実態と認識しております。逆の御意見あったらどうぞ今言っといていただきたい。・・(後略)・・」
「・・(前略)・・もう一つ、後ほどまた御意見シートをしたためていただく上での参考にしていただきたいのは、昭和山の復旧のことです。
先ほども申しましたように、1つは、見晴らし、もう一つは、防災・防犯も含めて安全をキーのコンセプトとして復旧策を考えていけないかなと今思っています。そういう意見をたくさんいただいております。
見晴らしと安全というキーコンセプトで、これまで出た、あるいは、これからの議論を整理いたしまして復旧策を取りまとめていきたいと考えておりますので、ぜひ、そうじゃないやろうという意見のほうがどちらかというと参考になりますので、一応たたき台としてキーコンセプトを2つ出しましたから、ちょっと違うでという御意見がありましたら、あるいは賛同するという御意見でも結構ですが、そういうものを御意見シートに書いていただきたいと思っています。
市会でも指摘を受けましたので、実際に今、昭和山を利用しておられる方々の御意見をこれからよく聞いて、いろんな意見が出てくると思いますので、最後は私のほうで判断をして説明責任を果たしていく形をとらせていただきたいと考えております。
・・(後略)・・」